退職金制度と公的年金の関係

皆さんは、国の公的年金制度である「国民年金」(1階部分)と「厚生年金保険」(2階部分)、退職金制度の一環である「日本ペイント企業年金基金(DB)」・「ニッペグループ確定拠出年金(DC)」(3階部分)4つの制度に加入しています。
老後の収入のメインとなるのは公的年金ですが、公的年金だけでは老後の生活は送れないともいわれています。だからこそ、それを補うものとして企業年金の役割が増しています。

退職金制度と公的年金の関係図

日本ペイント企業年金基金(DB)とニッペグループ確定拠出年金(DC)の違いについて

日本ペイント企業年金基金(DB) ニッペグループ確定拠出年金(DC)
  • 掛金は全額会社負担。
  • 給付額は積立てられたポイント、退職事由等により規約で定められている。
  • 給付原資(掛金)の運用は基金が行う。
    したがって、定められた給付を賄う資産に損失が出た場合、会社が掛金を増やして補てんする。
日本ペイント企業年金基金(DB)
  • 掛金は全額会社負担。
  • 希望すれば会社からの掛金に加え、本人が掛金を拠出することも可能(マッチング拠出)
  • 給付額は受給時の給付原資(掛金)額で決まる。
  • 給付原資(掛金)の運用は本人が選択し行う。
    したがって運用収益によって給付額が変動。
ニッペグループ確定拠出年金(DC)